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2023-12-28

スタッフの出来事

冬の天敵「ノロウイルス」の撃退法

こんにちは。二子玉川店です。


ゆったり年末年始を過ごすために「冬のお腹の風邪」にはお気を付けください。

「冬のお腹の風邪」とは、嘔気・嘔吐と下痢を主症状とする急性胃腸炎の原因ウイルスのひとつである、「ノロウイルス」のことを指します。


本日は、「ノロウイルス」の原因・撃退法についてご説明させていただきます。


原因

ノロウイルスの主な感染経路は、汚染された水や食品、特にカキなどの二枚貝などを十分に加熱せずに食べることで感染するケースや、ノロウイルスに感染した人が不十分な手洗いの状態で調理を行って汚染された食品を食べることで感染するケースなどがあります。

また、感染力が強くノロウイルスに感染した患者さんの便や嘔吐物を処理した際、ウイルスが手や物品を介してヒトからヒトへ、また不適切な処理で残ったウイルスが口から取り込まれ二次感染を引き起こすこともあります


症状

症状は、嘔気・嘔吐、下痢です。

ウイルスが体に取り込まれてから半日から2日の潜伏期間を経て、嘔吐が始まりますが多くの場合は数日で治まることが多く、比較的短期間で改善することも特徴です。


感染予防上注意すべき点は、胃腸炎の症状が消失した後も排便中には2~3週間程度ウイルスが排泄されているということです

そのため、症状が消失してもしばらくの間は、周囲への感染拡大を予防するために、排泄物の処理に注意を払うことが必要です。


体外に水分が排出されるので、脱水症状にも注意が必要です。


改善策

治療は有効な抗ウイルス薬は無く脱水をいかに避けるかが重要です。

嘔吐や下痢が続くと、体内の水分と共に、電解質(ミネラル)も失われてしまいます。電解質とは体の機能調節に必要な成分で、その一つであるナトリウムは、体内の水分調節に大きくかかわっています。

しかしながら、ナトリウムを体内で合成することはできないため、飲食物から摂取しなければいけません。

水分とナトリウムの両方を効果的に補うには、ただの水ではなく、適度な塩分と糖分が含まれた経口補水液を取るのが最適です。

また消化の良い食べ物などで消化管安静が必要です。

下痢の症状がひどい時期は、重湯(おもゆ)やみそ汁の上澄み、野菜スープ(具なし)など、固形物がなく腸への負担が少ないものを食べます。症状が少しずつ改善してきたら、米がゆやパンがゆ、煮込みうどん、みそ汁、白身魚、鶏ひき肉、煮物(ダイコン、ニンジン、キャベツなど)を食べて様子をみましょう。


対応

ノロウイルスに感染してはインフルエンザ感染などと違い学校や会社を休む法的規則はありません。

しかし、食事を扱う職に従事している場合には、食中毒の側面もあるため職場復帰に関してのタイミングは慎重に判断される必要があります。


ノロウイルスは感染力が強いことに加えて、アルコール消毒では完全にウイルスを排除することがてきず次亜塩素酸ナトリウムの使用が必要と言われています。

しかし日常生活においては石鹸で手洗いをしアルコール手指消毒をお勧めします。



本年もT.I.Sをご利用いただきありがとうございました。

来年もスタッフ一同、会員様にご満足頂けるサービスを心掛ける所存でございます。

何卒よろしくお願い申し上げます。よいお年をお迎えください。

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