コレステロールについて

こんにちは、たまプラーザ店です。
今回は、「コレステロール」についてお話してきます。

コレステロールとは？
•脂質の一種で、ホルモン・細胞膜・胆汁酸などの材料になる大切な栄養素です。
•体内の約7割は肝臓で合成され、食事から入ってくるのは約3割です。
なので「食事だけ」でコレステロールを極端にコントロールするのは難しいです。

コレステロールの種類
LDLコレステロール（悪玉）
•血管にコレステロールを運ぶ役割。
•増えすぎると血管壁に蓄積 → 動脈硬化のリスク。
•基準：100〜139mg/dLくらいが理想。

HDLコレステロール（善玉）
•余分なコレステロールを肝臓に戻す。
•高いほど血管がきれいに保たれる。
•基準：40mg/dL以上。
ポイントは「悪玉が多すぎない & 善玉がしっかりある」こと。

ボディメイク・ダイエットとコレステロール
1. 食事との関係
•飽和脂肪酸（動物性脂肪、バター、ラード）を摂りすぎるとLDLが増える。
•不飽和脂肪酸（青魚、ナッツ、オリーブオイル）はHDLを上げ、LDLを下げやすい。
•食事由来のコレステロール（卵・魚卵など）は、思っているほど大きく血中に反映しない。
→ 卵を1日1〜2個食べても健康な人なら問題ないことが多い。

2. 運動との関係
•有酸素運動や筋トレはHDLを上げる効果あり。
•筋肉量が増えると代謝が上がり、脂質異常のリスクも下がる。

3. ダイエット時の注意
•糖質制限を極端にやるとLDLが上がりやすい人もいる。
•脂質を全部カットするのはNG → ホルモン（テストステロン、エストロゲンなど）が作れなくなる。
•ボディメイク向きなのは「脂質を選んで摂る」こと。