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2023-12-16

T.I.S

寒暖差が体調に及ぼす影響について

こんにちは、二子玉川店です。


皆様、年末にかけて楽しい忘年会シーズンが訪れましたね。

本日は、寒さ+飲酒で起こりやすい『ヒートショック』についてお話します。


「ヒートショック」とは、急激な温度の変化により身体がダメージを受けてしまうことです。

11月~3月までの時期は特に注意が必要です。ヒートショックが原因となった事故は交通事故のなんと4倍になるともいわれており、年間で約1万4千人も亡くなっているそうです。

思った以上にヒートショック事故は、私たちの身近に潜んでいます。

特に入浴中に発生するケースが年々増えているんです。

飲酒後や、体調不良の日には入浴を避け、ヒートショックを起こさないよう事前に対策をしておけば事故を未然に防ぐことができるかもしれません。


ヒートショックはなぜ起きるのか?


ヒートショックを起こしやすいのは、特に冬場の冷え込んだトイレ・洗面室・浴室など、極端な温度差がある場所です。

例えば入浴するとき、まずは寒い脱衣所洋服を脱ぎます。脱衣所や浴室は家の北側に位置することが多く、日が当たりにくく寒い場所になることが多いと思います。


1.寒い場所では血管が収縮し、血圧が上がります。

2.次にお風呂につかって体が温まると、血圧が急激に下がります。

3.入浴後、また寒い脱衣所では血圧が急上昇します。


このように血圧が急激に上下することにより、人間の体は大変ダメージを受けます。

体の中で血圧がジェットコースターのような状態で昇り降りしている状態です。


このダメージになかなか対応できない場合、心臓発作や心筋梗塞を引き起こしやすく、ヒートショック状態となります。

ヒートショックを起こしたまま意識がなくなり、入浴中に溺れてしまうケースが多いのだそうです。


高齢者だけではなく、アルコールが抜けていない状態の方や、普段から血圧の高い方、心臓の弱い方も注意が必要です。

また寒いトイレなどでも似たようなことが起こりえます。


入浴の際に気を付けること


1.入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。

2.浴室・脱衣所が冷えている場合には、暖房器具で暖める事や、浴槽の蓋を開けて浴室を暖めておきましょう。

3.湯温は41度以下、湯に漬かる時間は10分までを目安にしましょう。


身体が温められ、血管拡張しますが、血流量が増加するとのぼせてしまいます。それにより意識障害を来すと溺水などの事故に繋がってしまいます。

長時間浸かっていると体温上昇しますので湯に浸かっている時間には気を付けましょう。


4.浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。


入浴中は水圧が身体にかかっています。

急に立ち上がる事で圧迫されていた血管が更に拡張し、、貧血状態となる危険性があります。浴槽から出る際には手すりや浴槽のへりを使ってゆっくり立ち上がるようにしましょう。


5.アルコール摂取後、すぐに入浴は控えましょう。


アルコールは血管拡張作用があります。のぼせや入浴中の事故に繋がる危険があります。

また深夜や早朝の入浴は気温差が生じやすい事に加え、同居者が気付きにくくなる可能性があるのでなるべく控えましょう。


入浴中に体調の悪化等の異変があった場合は、早期に対応することが重要です。

入浴事故の発症後の対策として、出来るだけ早く心肺蘇生を開始しましょう。

一人での入浴を避けるため、公衆浴場の利用を考えるのも良いでしょう。


温かくなる春まであと3ヶ月ほどですが、気温差・寒暖差には注意して体調管理をしていってもらえればと思います。

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