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2021-06-08

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背中を鍛えるとは

こんにちは!弦巻4丁目店です。

皆さん『背中が弱い』とか『背中を鍛えた方が良い』という話を聞いたことや言われたことはありませんか?

そういった話を耳にした会員さんから「背中を鍛えたいんですけど良い種目はありませんか?」って聞かれることも多いです。

その時の僕の脳内では毎回「この方の言う『背中』っていったいどこのことなんだろう。。?」という問いが繰り広げられてます。

何でかというと、『背中を鍛える』という言葉は色んな意味を持つんですよね。

今日は背中について話したいと思います。

背中の筋肉は棘下筋、小円筋、広背筋、僧帽筋下部繊維、脊柱起立筋群などが挙げられます。

これだけでもどこを鍛えるのが背中なんだ?と疑問を持ちますよね。

それぞれの役割を簡単に説明していきます。

まず、

『棘下筋と小円筋』


この二つは外旋筋群なので肩を外に回す筋肉だと思ってください。

この筋肉が弱いと肩は内巻きになりやすく肩の故障の原因にもなり得ます。

『広背筋』


皆さんご存知の広背筋は、筋が付着している部位も腱板等よりも遠位で筋長も比較的長いので、大きな力・パワー発揮をするために重要な筋肉になります。

腕を振り下ろす動作や掴んだものを引っ張る動作など、投球系競技や格闘技においては特に重要になってきますかね。

懸垂やベントオーバーロウ等、腕を大きく動かして引く種目で鍛えられます。

『僧帽筋下部繊維』


この筋肉も非常に重要で、肩甲骨の安定性や上方回旋のサポートに関わってきます。

先ほど紹介した棘下筋等と同じように、肩の怪我予防においても非常に大切だと考えられます。

また、これは個人的な経験なのですが、この部位を刺激してからのほうがクリーンのキャッチやフロントスクワットの安定感も増す感じもします。

円背姿勢(猫背)の改善にも繋がると考えられるので、人によってはこの部位が使えないことが腰痛の原因にもなってるかもしれません。

「ここを鍛えるのにはこの種目をやっておけば良い!」というのは断言出来なくて、やり方次第で全然刺激が入らない場合もありますし、バチバチに効かせることも出来ます。

例えば懸垂をする時も、正しいフォームで実施すれば使うことが出来ますし、フォームを間違えると全然使えません。

なかなか難しいという場合は、軽重量のラットプルダウンで

・肩を落として(耳と肩の距離を開けて)

・肩甲骨の間の下のほうに絞っていくイメージで

実施すると感覚をつかめるかもしれませんし、ウエイトトレーニングの中で使うのが難しい場合は腕をYの字に上げた状態で肩甲骨を寄せるエクササイ ズから始めるのが良いかと!

『脊柱起立筋群』


この筋肉は姿勢の安定化、パワー発揮の土台としての役割があります。

ここが弱いと猫背になりやすいですし、逆に働きが強すぎると反り腰になってしまうので注意が必要です。


『背中』と一言に言ってもいろんな意味を含むということが分かっていただけたかと思います。

それを把握せずに

背中大事って聞いた⇒Google『背中 鍛え方』⇒「お、これなんか良さそう」

だとうまくいかない可能性もありますよね。

しっかり自分はどこが弱いのか、鍛えなければいけないのか把握してから『背中』を鍛えましょう!!

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